2012年8月10日金曜日

シリア非難決議、国連総会が採択

MWB rmt(ニューヨーク=春日芳晃)。 国連総会は3日、シリアのアサド政権軍による住宅地での戦車やヘリからの無差別砲撃を非難する決議案を、賛成133、反対12、棄権31の賛成多数で可決?採択した。関連記事アナン氏、国連シリア特使を辞任へ 内戦混迷で(8/3)シリア反体制派、戦車を保有 国連監視団が確認(8/2)国連シリア監視団の車列に銃撃 けが人なし(7/31)国連総長、世界に嘆願「すぐ行動を」 シリア内戦激化で(7/26)シリア停戦監視団の延長決議案を採択 国連安保理(7/21)。安全保障理事会の決議と違って、総会決議には加盟国に対する法的拘束力はないが、常任理事国の分裂で意思決定できない事態に陥った安保理に代わって、国際社会の意思を示した形だ提案国のアラブ諸国は多数の賛同を得るため、該当部分を削除修正した。 当初案にはアサド大統領の退陣要求と、シリアに制裁を科していない加盟国に制裁を勧める文言があったが、BRICS諸国などが反発。 決議は、政府が所有を公言した化学兵器の使用禁止も求めている

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