北米時間2012年8月7日,AMDはワークステーション向けグラフィックス製品「FirePro」の新製品群を発表した。ラインナップは,シリーズ初のAPUとなる「FirePro A320」「FirePro A300」(以下順にA320,A300)と,単体グラフィックスカード「FirePro W9000」「FirePro W8000」「FirePro W7000」「FirePro W5000」(以下順にW9000,W8000,W7000,W5000)となっている。
A320とA300は,Piledriverコアを採用したAPUだ。製品イメージだとPGAパッケージを採用しているので,開発コードネーム「Trinity」と呼ばれていたAPUのデスクトップPC向けモデルをワークステーション用途に転用してきたモデルということになるだろう。
主なスペックは表1に示したとおりだが,CPUコアのベースクロックが高く,「AMD Turbo Core Technology」では最大で4GHzを超えてくるのが特徴だ。
組み合わせられるGPUコアは384基とのことなので,Radeonでいえば「Radeon HD 7660G」相当,といったところだろうか。ピーク性能はCPUコアとGPUコアの合算で,単精度が最大736 GFLOPS,倍精度が最大184 GFLOPSとされている。
気になるのは,組み合わせられるマザーボードが「SAPPHIRE PGS AM 3 mainboard」(より原文ママ)とされているところ。Trinityベースの一般PC市場向けデスクトップAPUはFM2パッケージを採用する見込みだが,今回,マザーボードの製品名に「AM 3」とあるのは引っかかる。このあたりは最終製品が登場するのを待つ必要があるだろう。
なお,PGSというのはSapphire Technologyのプロフェッショナルグラフィックス向けブランド「Professional Graphics Solution」のことである,ドラクエ10 RMT。
FirePro Wシリーズは,いずれも,「Graphics Core Next」(以下,GCN)アーキテクチャを採用するGPUだ。基本的にはRadeon HD 7000シリーズのFirePro版という理解で問題ないだろう。シェーダプロセッサ数などは明らかになっていないが,表2にまとめたスペックからすると,W9000とW8000はTahitiコア,W7000シリーズはPitcairnコア,W5000シリーズはCape Verdeコアではないかと思われるが,W5000シリーズが256bitメモリインタフェースを持っていたりする——Cape VerdeベースのRadeon HD 7700シリーズだと128bit——ので,断言まではできない。
ところで,AMDは6月の「AMD Fusion Developer Summit 2012」で,。だが,最終製品がこうしてシングルGPU仕様で登場してきたことにより,あのときのカードが「New Zealand」(開発コードネーム)である可能性は高まったと述べてよさそうである。
FirePro A320&A300
主なスペックは表1に示したとおりだが,CPUコアのベースクロックが高く,「AMD Turbo Core Technology」では最大で4GHzを超えてくるのが特徴だ。
組み合わせられるGPUコアは384基とのことなので,Radeonでいえば「Radeon HD 7660G」相当,といったところだろうか。ピーク性能はCPUコアとGPUコアの合算で,単精度が最大736 GFLOPS,倍精度が最大184 GFLOPSとされている。
気になるのは,組み合わせられるマザーボードが「SAPPHIRE PGS AM 3 mainboard」(より原文ママ)とされているところ。Trinityベースの一般PC市場向けデスクトップAPUはFM2パッケージを採用する見込みだが,今回,マザーボードの製品名に「AM 3」とあるのは引っかかる。このあたりは最終製品が登場するのを待つ必要があるだろう。
なお,PGSというのはSapphire Technologyのプロフェッショナルグラフィックス向けブランド「Professional Graphics Solution」のことである,ドラクエ10 RMT。
FirePro W9000?W8000?W7000?W5000
ところで,AMDは6月の「AMD Fusion Developer Summit 2012」で,。だが,最終製品がこうしてシングルGPU仕様で登場してきたことにより,あのときのカードが「New Zealand」(開発コードネーム)である可能性は高まったと述べてよさそうである。
DmC & Radeon スタイリッシュ体験会 | |||
配信元 | 日本AMD | 配信日 | 2013/02/20 |
<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>
日本AMD株式会社(以下,日本AMD)は,株式会社カプコン(以下,カプコン)がの発売を2013年2月28日(木)に開始することを記念して,発売記念イべント「DmC & Radeon スタイリッシュ体験会」を2013年3月3日(日)に開催します。
「デビル メイ クライ」シリーズは,全世界でシリーズ累計1100万本以上を誇るスタイリッシュアクションゲームで,今作もWindows PC版が登場します。AMDの最新テクノロジーであるグラフィックス?コア?ネクスト(GCN)アーキテクチャーを搭載した「」シリーズ?グラフィックスにより,PCマシンのパワーを最大限に活かした映像表現による没入感と洗練されたアクションシーンを実現します。また,に対応し,マルチディスプレイによって極めて実体験に近い視覚環境を実現します。
よりスタイリッシュに進化したを,AMD最新構成のハイスペックPCで体験いただけるブースをイベント会場にてご用意しましたので,その没入感と洗練されたアクションをお楽しみください!
Windows PC版「DmC Devil May Cry」の詳細については,以下の公式サイトをご覧ください。
イベント概要
イベント名:DmC & Radeon スタイリッシュ体験会
開催日時:2013年3月3日(日)13:00-17:00
会場:
※JR秋葉原駅電気口より徒歩2分。駅前エスカレーターを上り,2Fから4Fへの直通エスカレーターを利用。
内容:日本AMD,カプコン両社およびパートナー各社による「DmC Devil May Cry 」の紹介や関連製品が展示されるほか,さまざまな景品が当たる抽選会やじゃんけん大会を実施します。また,イベントの模様はニコニコ生放送にて放映します。
イベントスケジュール
13:00?:開場
13:15?:ご挨拶?ご案内
13:30?:セッション1 ? 日本AMD株式会社
14:00?:セッション2 ? 株式会社カプコン様
15:00,ドラゴンクエスト10 RMT?:セッション3 ? PCパートナー様(複数)
17:00:閉場
※各セッションの最後にはじゃんけん大会を開催します。
※各セッションのスケジュールは,当日の進行により変更することがあります。
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