2013年1月25日金曜日

ドワンゴ・川上量生氏との特別対談企画「ゲーマーはもっと経営者を目指すべき!」を本日よりスタート。第

。僕自身もかなりのゲーマーだと自分では思っているんですけれど,結局,世の中で一番面白いゲームが何かといったら,それは現実にこそあると思うんです。現実にあることを調べて攻略するという面白さは,例えばビジネスなんかでも同じで。 :  まぁとはいえ,普通はそこまで前向きに捉えられないし,現実の中での競争は非常に厳しくて辛いというのが,実際のところだとは思いますが……。 川上氏:  まぁ“どんなゲームに臨むか”次第ではあるけど,現実だと,なかなか自分が「ゲームをプレイする立場」になれないですしね。それに……。 :  それに? 川上氏:  それに,現実のゲームは“ターンが長い”のがちょっと(笑)。一手ごとにリアクションや結果が得られるまでのスパンが長いじゃないですか,cabal rmt。今打った手が正しいかどうか分かるのは,一週間後とか一か月後とか,下手したら1年後とかになるわけですからね。正直,これはちょっと面倒くさい,ro rmt! :  そうですよねぇ。 川上氏:  だからこそ,手頃な練習としてゲームを遊ぶのがいいと思うんですよ。 三手先を読むのと十手先を読むのは別のゲーム :  でも,集中力を鍛えるであったり,社会性やリーダーシップを養うという意味では,別にことさらゲームにフォーカスする必然性はありませんよね。 川上氏:  それはそうです。けど,やっぱり自分自身の過去を振り返ってみると,僕が実際のビジネスでロジックを考えるうえで,昔遊んだ“ゲーム”が思考力の源になっているという実感はあるんですよね。僕がここで言うゲームというのは,コンピュータゲームじゃなくてボードゲーム,もっと正確に言うと非電源型のシミュレーションゲームを指すんですけれど。 :  それは,ビジネススクールでシミュレーションゲームを使って駆け引きを学ぶ,みたいな話ですか? 川上氏:  ゲームって攻略するために,いろんな角度から何時間,下手すれば何日もかけて考え抜くじゃないですか。やっぱりね,そういう思考のロジックというか,思考のフレームワークを鍛える訓練って,僕はとても大切だと思うんですよ。だって今,どんな難しい入試問題だって,結局は「知ってるか知らないか,覚えてるか覚えてないか」がベースじゃないですか。要は,今の日本の教育システムというのは“そういう類いの勝負”になっていて,一つのことを10時間考え抜く,みたいな部分ってなかなかフォーカスされないと思うんです。そこをフォーカスして,なおかつきちんと鍛えるようなものが世の中にどれだけあるだろうって思うんですよ
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