2013年4月4日木曜日

男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第24回「ゲイレスラーとアマガミ」_1

 いわゆるギャルゲイを買うのは恥ずかしい。若い時20代前半でも恥ずかしかったが,ドラクエ10 RMT,30代に入ってその恥ずかしさはさらに増した。っていうか,20代前半の時点で,30代になってもこの手のゲイムを買うとは思ってもみなんだ。むしろ,30代になってギャルゲイをプレイしている自分に軽くショックを受けてみる。何してんだ私。  しかし,それでもなお,買わねばなるまい。そこに面白そうなゲイムがある限り。恥ずかしい買い物は,面白いゲイムをプレイするための通過儀礼なのだよ。恥ずかしさを乗り越えた先に,手に入れた達成感があるのだ。そう,もうすでに大きな意味で「」は始まっているのである。  こういう戦は速攻に限る。「兵は神速を尊ぶ」と郭嘉も言っておる。悪即斬。そう思った私は,店に入るや否や,目的のブツを手に取りそのままレジに直行することができればよかったのだがね,どうやら私はニュータイプとして覚醒してしまったようだ。  見える,見えるぞ! 私にも敵が見える! なんとゲイムショップの中にいる人間が全て敵に見えたため,勢いをそがれ新作コーナーまでたどり着けずに立ち止まってしまったのだ。そして,大した用もなくXbox 360コーナーへ足を運び,何かを探す。  突然だがここで私は皆に問いたい。何も探しているものがないのに,何かを探さなきゃいけない人の不毛な気持ち,味わったことがあるか? と。  ただ,私もニュータイプの前にプロレスラー,プロレスラーである前に社会人である。こんな状況でも,新たに学ぶことを忘れない。というのも,この逆境の中で無理矢理探した「」が妙に欲しくなってしまったのだ。  男女2人が吊り橋の上を歩いていると,恐怖のドキドキとトキメキを勘違いして,ついつい恋に落ちるという説がある。きっとそんな感じでピニャータ2が欲しくなったのだろう。  だが,DQ10 RMT,今日の目的はあくまでアマガミである。手に取ることが照れくさくないピニャータ2を買ったところで,意味など何もない。正気に戻ったとき,それでも私はピニャータを愛せるのか? そんな覚悟で買われたピニャータの気持ちになってみろ。すまんかったピニャータ。今日のところは素直に恥ずかしい買い物をしよう。そして今日,見事アマガミを持ち帰ったら,いつかあらためて迎えにくるよ。それまで待っていてくれ。  さて,アマガミだ。  自意識過剰だというのは分かっている。ゲイムショップでバイトしていたことがあるんだから,店員も誰が何を買おうがとくに気にしちゃいないってことぐらい,身に染みて分かっている
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